【L-RTK】Cortinaで測定2回目ようやく全CH取れた<プルークの左右差見えた>

cm級GPS RTK測定1回目は左足のRATEが1000msecで右足しか200msecでターンが測定できなかったのですが、2回目は、左右足とも200msecで、2D精度10cm未満で測位できました。さらに、スキー板にスマホを固定して、磁気方位と標高も同時測定しましたので、スキーターンに必要な物量はLOGできました。

●磁気方位校正

スマホのアプリには校正プログラムついているのですが、自作プログラムで磁気センサにアクセスしているので、校正も自己責任でやらないと方位がでないので、フィールドでスマホを回転させて、校正データログしました。
校正のやりかたは、こちらのページを参考にさせていただきました。
円でなく楕円になってしまったので、XY磁場のゲインと円の中心のオフセットも補正しないといけませんので、楕円の最小二乗法で処理しました。
EXCELでのサンプルはこちらにページを参考にさせていただきました。
https://imagingsolution.blog.fc2.com/blog-entry-20.html

XY座標データをダウンロードしたシートにデータ数をあわせてコピペsるうだけで、楕円の軸長と中心座標を計算してくれました。

この係数を使って、方位補正を行います。EXCEL手計算だと大変なので
VBAのプログラムで後で処理します。

 

●両足のデータでの知見
小股開きのプルークボーゲンで左右差をわざとつけて滑ってみました。
結果1:谷足の速度が山足の速度より早いです。交互に代わってます
結果2:左右そろっているのは、右足が谷足の場合だけなので
やはり右足利き足の影響が顕著であることがわかります。
シーズン初めで足が鍛えらえてないのがわかります。

結果3:速度変化がガタガタなので滑らかなターンができてません。
これも練習不足です。シーズン終わりにデータをとればきれいな速度変化の波形が取れると思います。

●標高差と速度
初めて標高データをとったので、速度と同期させてみました。
それなりに合ってますので、標高差も重要なデータとなると思います。

課題としては、標高データも横軸を経度にできるように、$GNGGAの時間と同期させる処理をしないといけませんので、VBAでプログラムをつくってみます。

●以後
テレマークターンだと左右差がくっきりみえてテクニックがよく見えると思います。雪が積もってから測定してみます。
 磁気方位校正がきちんとできたら、RTK軌跡の座標上にスキーの方位角度をのせて、横滑り角を算出します。
このプログラム作り手間がかかりそうですが、スキーターンアナライザーのアルゴリズムはほぼ一段落します。
いろいろなTPOでフィールドデータ収集して各パラメータの特性をみて、
使えそうなら、関係業界に紹介していきます。
デモンストレータクラスの滑りを測定して基礎選の点数評価に使えれば面白いなと考えてます。

 

 

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