12月からスキーターン計測システム開発してきましたが、ようやく完成しました。
※=>本ブログではスキー計測活動に関心のあるお客様用に掲載していきます。システムの技術内容は、信州MAKERSのブログで技術開発活動で閲覧できます。http://shinshu-makers.net/shinshu_makers/
●システム概要
原理:cm級GPS技術でRTK(RealTimeKinetics)技術を使ってます。
構成:左右スキーの前後にGPSアンテナ4個を固定して、前後間の3次元相対位置がミリ単位で測定できます。
更に、緯度経度の絶対座標がcm単位(1-5cm精度)で測位できます。
データ:左右スキーの位置、速度、方角(横滑り角)、前後の標高差(傾斜)がcm単位125msec周期で出力
●金具は3M VHBテープで貼り付け
昨年は、安いアルペン板にネジ止めしたのですが、今年は、大事なお気に入りのBLATRACK ELIXIRにアンテナ4個取り付けるので、ネジ止めすると板が壊れる恐れががあるので、強力な両面テープにしました。
これで大丈夫かテストしてみます。
●昨年のアルペン右スキーのみのターン軌跡動画
スキーの軌跡と横滑りと速度が見えます。
●2021年シーズンは
テレマークターンの両足の動きを精密に測定して動画にします。
滑走の実映像も360度カメラを背中の自撮り棒に立ててターンの実況と測定データを合わせます。
世界的に初めてらしく、このシステムのRTKボード製造メーカーから、レポートをHPに掲載したいとオファーがあるので、3月に送ります。信州から世界初のスキーターン測定データをアピールできます。