数ターン分だけ両足データが生きていたので、その部分だけ切り取って解析しました。
コマ送り機能をつけたので、1コマ1コマの左右板の速度、ずらし角、標高差がわかるので
見ればみるほどいろいろなことがわかります。これは、自分の癖とか、滑り方を客観的に眺めるにはよいツールだとおもいます。スキー教室で使うと抜群ではないでしょうか。
連続アニメーションでは複雑なテレマークターンで板の動きが見えないのでコマ送りして
1コマづつ観察できる機能を追加しました。速度、角度類、標高など全部見えるようにしたらスキーターンがずいぶんわかり易くなりました。
●コマ送り機能
連続アニメーションで低速にしても、複雑なテレマークターンがちっともわからないので、コマ送り機能を追加しました。
①やり方
通常の描画サブをスライドバーサブに入れ込んでスライドバーで描画範囲を動かしながら再描画を繰り返すことで、コマ送りに見えるようにしました。
スキーの場合、上から下で見るので、上の軌跡を残して下に一コマずつ増やす表示方法です。
②手順
1)全体を表示して、マウスで黄色枠で拡大したい部分を指定する
2)拡大したらどこを解析するか選ぶ
3)不思議な現象、右足が左ターンで左足より外周にでていて左右逆転しているように見える
拡大してコマ送りしながら動きをみると要約板の動作がわかりました。
前板の軌跡の外側を後ろ板通過した軌跡でした。アルペンスキー感覚でみていると不思議なのですが
テレマークならこんな現象も発生します。これは、テレマークで常にあるわけでなくこういう滑りをすればこうなるということです。
4)ターンの切り替えも面白い
テレマークはターン終了と同時に左右の板の前後切り替えをするのですが、切り替え時の左右板の
速度差が倍くらいでているのを発見しました。これも私がわざわざ前後差を作っている滑りをしているから発生するのであって、常にテレマークで発生する現象ではありません。
5)ターンのずれ
これも滑り方次第ですが、上手な人はずれが少ない滑りができますが、私はずれずれです。
●以後
いろいろな滑りをして、自分の感覚とデータをくらべながら自分のターンの癖とかを測定していきます。360度動画も同時に記録していきます。