マツダのデミオ でイーゼルが生産中止となりました。
2015年に購入してから、2024年で15万km近く走行しました。主にスキー用です。
この9年間のデミオ走行日記はこちらのHTMLのホームページにあります。
http://maru-yo.net/demio/150420/DemioXD_nenpi.html
●何故生産中止になったか
①エンジンのクレーム対応の費用で、車種として赤字だった
ディーラーに言わせると、この車種赤字だからやめました。
確かに、ススがたまって、DPF再生間隔が100kmを切ると異常なので、修理に出していたのですが、
クレーム対応として、インジェクタ交換を無料でやってくれます。
私は、5万kmに一回で過去2回インジェクタ交換してもらってます。
インジェクタ交換費用10数万円かかるので、20-30万円クレーム処理にかかっているはずです。
売価200万円の車のクレーム対策費が20-30万円かかったら、大赤字だと思います。
②ススの発生問題
スス問題が発生した当初は、インジェクションの制御方式を変えて、改善したと思っていたのですが、
完全な対策にはならなかったようです。
ディーラーさんから言わせれば、私のように長距離ドライブしかしない人は、クレームが少ないが
買い物でしか使わないお客の場合は、ひどいスス発生で詰まりのクレームが多発したそうです。
永遠にススの問題が解決できないということで、生産中止となったのだと思います。
エンジンを企画開発した人の失敗作という結果となりましたが
私は、エンジンを企画開発した方に感謝してます。
大衆車で、尖ったスペックをだそうとした心意気は、昭和感があって同世代だなと思います。
●何故ディーゼルなのか
ハイブリッドは、機械系エンジニアの設計ポリシーとして、設計したくないメカなので、買いません。
私のように冬 長距離乗る人は、4WDのハイブリッドは燃費もよくない。暖房使うとハイブリッドの燃費急減します。
EVが手ごろな価格と性能になったら、考えますが、私が生きている間に手頃になりそうもありません。
スキーの足なので、4WDで燃費がよく登坂が得意なのは、ディーゼルターボで1500ccがベストチョイスとなりました。
●14万km経過してエンジンの調子
燃費は、20km切るようになってきました。200km以上走らないと20km以上でなくなりました。
走り方が、燃費をきにしなくなってきたからということもありますが、エンジンが徐々にへ立ってきたと思います。
トルクの老けあがりが落ちてきてます。燃費も落ちて、トルクふけ上りも落ちてますが、絶対的にトルクレベルが高いので
●登坂では敵は無し
並みいる市販車の中では、スバルのレボーグ2000ターボには負けますが、その他の大型車にも登坂加速では負けません。
中央道下り 談合坂登りBMWに追われてけど、逃げ切りました。
碓氷峠旧道 スバルの2000cc以上のクラスが元気よく登っているのですが、軽く追い抜いてぶっちぎれます。
しかし、5000ccくらいのアメ車が高速走っていて、それの加速には追い付けませんでした。
BMW,ベンツより速かった
●私の使い方なら、まだまだ使える
①短距離走行はできるだけしない
1回あたり最低10km以上走行する
②オイル交換は3000km台でおこない同時にオイルフィルタ交換
③出来るだけ乗らない、毎日のらないで、5日に1回しか乗らない。
④DPF再生間隔とDPF中の走行距離をチェックする
春夏秋は、DPF再生間隔は、短距離だと140-180km 長距離だと230km以上になります。
冬は、200km台になります。
DPF再生が始まってから10km以内に終了するのが普通です。
⑤エンジンのごろごろ音がひどくなってきたらオイル交換する
オイル交換距離にかかわらずエンジン音がごろごろして苦しい音がしたらオイル交換する。
⑥ときどき高速で、思いっきりふかす。
街乗りで2000回転程度しか回さないので、高速で4千回転までまわしてみる。
●これから
今9年半で15万km弱なので、15年で20万kmまではいけそうなので、私が75歳になるまで乗り続けます。
その間に、ススつまりがひどくなったら、ススの分解清掃とかインジェクタ交換をします。
その後は、中古で格安で買って、スス掃除してつかって、免許返納までディーゼルを乗ります。
●私のディーゼル歴
最初に買ったのは、スバル レオーネツーリングワゴンで2台乗り継いで
1986年に いすず GEMINI ディーゼルターボに乗ってました。燃費が超よくて、1986年頃は軽油リッター40円で20-30km走ってました。
当時はすすがひどかったです。
その後、日産 サニー リバティ カローラフィールダー で デミオXDと乗り継いてます。